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日本のコンビニ業界実情の凄惨さについては、もう何十年も社会問題として注目を集めています。
個々のコンビニはフランチャイズ形式で、このフランチャイズする際の契約書の条件が非常に厳しく、これを守らないと色々と罰則・罰金が生まれる仕組みになっています。経営・売上上の様々なノルマも存在します。
家族経営で人件費を浮かしても、一人が何か病気等で寝込めば、そのしわ寄せが他の家族に回ってきます。極端な話、「コンビニ運営のために、子供の卒業式・親の葬式に出られなかった」コンビニ店長の話、過労死の話は業界では珍しくありません。
加えてコンビニの乱立ですね。近所の新しいコンビニができれば、既存のコンビニの売り上げに影響します。
時々、社会問題として取り上げられて、状況改善の声が上がりますが、根本的な問題はまだ改善していません。
アメリカのフランチャイズ形式も、マイノリティのフランチャイザーに借金と無理なノルマとリスクを負わせるということで、色々と問題になっています。
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