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▼どうでしょうさん:
>アメリカ人も買わない製品を作ってそもそも意味あるのでしょうか?
>アメリカ自動車会では乗用車作らない方が良くない?
>でかいトラックだけで良いのでは?
関税が日本とアメリカの間で公平であるなら、優秀な日本車(と私も思っています)が売れるのは当然ですよね。でも関税の率に差があるなら?公平と言えるでしょうか?それを是正しようとトランプは言っているだけですよ。また、アメリカで売られている日本車の多くはメキシコなどで作られているわけですが、関税をかけることで日本車の生産がアメリカ国内に戻ってくる可能性もあるわけです。すでにホンダが、トランプの関税政策を受けてハイブリッド車の生産をメキシコからインディアナ州に移すと発表しましたよね。
>「将来を生きる子どもたちやアメリカの未来」とは?
>学費にお金を使って高学歴をと言うアメリカの子供達の未来の仕事は、移民や低賃金で生産をしているような仕事に就くこと?
あなたは生産業をバ力にしているんですか?
「低賃金で働く不法移民の仕事」が低賃金である必要性はありません。不法移民が法外な低賃金で働くため、その産業の賃金に負のスパイラルが起こり、低賃金となっていることも多々あるんですよ。
生産業の強さは国力の強さだ、と言っている経済学者も多いです。モノを作れるというのは不況に強い。不況下でもモノは必要だからですね。むしろサービス業などばかりに頼っていると、不況に弱い、不安定な国になります。そしてそもそも、自給率の高い国というのは外交に強く、他国からの干渉を最小に抑えられる国です。
中西部や南部のかつてマニファクチュアが盛んだった地域に限って言えば、多くの場合、彼らの貧困は彼らが「まじめに仕事をする」ことができなかったからじゃない。グローバリゼーションで資本が海外に移ってしまったために産業が空洞化して、仕事がなくなってしまったんですよ。これが関税もPPPも労働基準法も環境基準法もアメリカと同等の国に産業が移ってしまったというなら仕方がない。そうではないから問題なんです。
トランプはそれを是正しようとしているんですよ。
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